Wiiやプレステで遊んでいる内に、ディスクが傷ついてゲームを読み込まなくなることがあるでしょう。
これはそんな症状に対して、自宅でなんとか改善できるかもしれない…。
そんな話です。
これで現在、三枚中二枚が修復に成功してます。
※ディスクが読み込まない、という症状はいくつもあると思いますが。
ここはディスクの傷にのみ焦点を当てることにします。
ディスクの仕組みとしては、ラベルの下辺りにデータが書き込んであるのですが。
ディスクの表面に傷がつくと、機械がデータを上手く読み込めなくなるそうです。
この傷をどうにかする方法は、いくつかあるようですが。
基本的にディスク表面を削って、傷をなくすのが基本みたいです。
昔はゲーム屋が修理してくれたり、今でも専門の業者がいたりしますが。
今回は歯磨き粉を研磨剤として用いることで、自分で修理を行ってみましょう。
*用意するもの*
・傷で読み込まないディスク。
(不安なら、駄目になっても良いもので試しましょう)
・清潔で柔らかい布
(私は眼鏡拭きを使いました)
・消しゴムかそれに類する物
(布で包んで、ディスクを磨くのに用います)
・歯磨き粉
(粒が小さいタイプを用いましょう)
歯磨き粉については、中々判断が難しい所ですが。
私はシャボン玉石けんが発売している歯磨き粉
(これ:Amazon CAPTCHA)
を用いました。
一応ミント風味ではありますが、臭いは気にならない程度だと思います。
*研磨の仕方*
①ディスクが汚れている時はあらかじめ落としておく。
汚れでディスクが傷つかないようにしましょう。
②布に歯磨き粉を少量出す。
③ディスクの裏面を、穴から外側へ向けて一直線に磨いていく。
優しく、表面が均一になるように磨いていきましょう。
④そろそろ終わりかなと思ったら、水で優しく洗う。
⑤柔らかい布で拭くか、自然に乾燥させる。
⑥これで読み込まないようであれば、②から繰り返す。
ゲームキューブの研磨例。
傷が見えますが、ディスクはこの方向の傷に強いようで動作しました。
駄目なのはディスクの読み込み方向の傷ですね。
作業が30分程度で終わることもありますが、傷が深いと中々治らない場合もあります。
また、あまり削りすぎると削れなくなる場合もあるようです。
不安なら自分で処置しようとせず、専門の業者に持っていきましょう。
お金をケチって、治る物を駄目にするのは格好悪いでしょうし。
一番は傷がつかないように扱うか、傷がついてもいいようバックアップを取るべきなんでしょうね。